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異国で憩い、集った外国人の賑わいが
伝わってくるような重厚なサロンを再現。
往時の調理器具が並ぶ
オールドキッチンは必見です。
設立:
明治後期築
旧邸:
旧フリューガ邸
歴史・建築様式
歴史・建築様式
異文化交流の先駆け。
神戸に集った外国人の華やかな社交場

北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)は、明治後期建築の木造2階建て、切妻屋根、2階部分の外壁は、木の柱を外部にあらわしたハーフティンバー風の外観です。入口にライオンの石像があることから「ライオンハウス3号館」と呼ばれていました。
広い敷地に建てられた邸宅には、主人用と使用人用に区別されたと思われる2つの階段が設けられ、広いダイニングには、重厚な家具調度品や17世紀フランス貴族の館にあった木製暖炉が配置され、音楽室や使用人室と合わせて、当時の華やかな暮らしを再現しています。

展示
展示
聞こえてきませんか、当時の華やいだ社交場・倶楽部の賑わい

ここでは、銅製の調理器具などが並ぶ、薪炭時代の古いキッチンを見ることができます。ノスタルジックな館内に調理場からおいしそうなステュー(シチュー)の香りが漂ってきそうです。
2階のアンティークのオルガンの部屋では、6世紀に教会用にまとめられた「グレゴリオ聖歌の楽譜」が展示されています。「グレゴリオ聖歌」は、ローマカトリック教会の典礼(儀礼)に歌われる聖歌で、展示品は現在の五線譜ではなく、「四線ネウマ譜」と呼ばれる記号で表されています。
また、庭には、1890年頃に荘園領主が使っていた馬車があります。

みどころ
みどころ
当時の暮らしに想いを馳せる、優雅なサロンを再現
  • ブルボン王朝の貴族の館にあった天井まで届くほどの大きな『木製暖炉』
  • 銅製の鍋や杓が並ぶ薪炭時代の『オールドキッチン』
  • 1890年ごろのフランス製、ノルマンディ地方の貴族が使用していた馬車を庭に配置
  • ルネサンス時代に記された『グレゴリオ聖歌の楽譜』を展示
基本情報
住所: 〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目18-2
TEL: 0120-888581

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