山手八番館
海に向かって張り出した窓が連なる
チューダー風の洋館。
静謐な館内には、ロダンをはじめ、彫刻や
西洋版画、仏像美術など
摩訶不思議な空気が漂っています。
チケット料金
大人550円
小人110円
設立:明治後期築
旧邸:旧サンセン邸
住所:〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目20-7
- 料金は税込表示になります。
- 大人は中学生以上、小人は小学生の料金です。
- 幼児は無料です。
- 小学生のみの入館は不可です。
歴史・建築様式
パワースポットと呼ばれる
『サターンの椅子』があるのはこの館。
山手八番館(旧サンセン邸・明治後期築)は、サンセン氏の自宅として建設された洋館です。
海に向かって台形の張り出し窓が連なる個性的な外観で、柱や梁、筋交いなどの骨組みが外部に現されたハーフティンバーと呼ばれる様式や、曲線を描くように石を積み重ねたアーチ状の梁のある開口部などが特徴的なチューダー風の館です。このアーチ状の入口を入った所で、素敵なステンドグラスがお迎えします。
展 示
巨匠の彫刻、版画、アジアの仏像などを一堂に
山手八番館の館内には、彫刻の三大巨匠でありますロダン、ブールデル、ベルナールの傑作、さらに希少なルノワール晩年のブロンズ像が展示されています。
2階には日本の仏像の原点となったガンダーラの2世紀の頃の仏陀坐像やレリーフ(浮き彫り)、黄金に煌くタイの仏像など仏教美術上貴重な作品の数々、原始彫刻など圧倒的な数量を誇って展示しています。2階展示室入口に立つ巨大な仁王像も、展示テーマである立体造形のプロローグであったと納得していただけるでしょう。さらに、ピカソら現在のキュビズム(立体主義)に多大な影響を与えたと言われている東アフリカ・マコンデ彫刻の数々、壁面にはレンブラント、デューラー、近代を代表する画家たちの版画、イギリスの風刺画家ホガースのドラマ仕立ての連作エッチング等、多様な造形の美を堪能していただけます。
探してみて
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ローマ神話の五穀豊穣の神、サターンの彫刻が施された不思議な一組の椅子
(サターン=サートゥルヌス・ギリシャ神話ではクロノス) -
アーチ状の入口を入った所で、素敵なステンドグラスがお迎え
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ピカソら現在のキュビズム(立体主義)に多大な影響を与えたと言われている東アフリカ・マコンデ彫刻
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仏像の原点となったガンダーラの2世紀の頃の仏陀坐像
TVで話題のサターンの椅子
願い事が叶うと云われている「サターンの椅子」
豊穣をもたらす神の名に因み「願い事が実り叶う椅子」と伝えられています。向かって右側に女性、左側に男性が座ります。