坂の上の異人館(旧チン邸、明治後期)は、寄棟屋根のレトロな外観。窓には繊細な装飾を施した東洋の趣き。館内のインテリアは明朝(1368年~1615年)~清朝(1616年~1911年)に至る中国の貴重な家具、調度品、美術品で統一されています。
青磁や極彩色の壺、紫檀に螺鈿(らでん)で装飾されたサロンセット、天蓋のあるベッドなど、部屋ごとにシックで統一感のある中国モダニズムのインテリアを堪能していただけます。公開中の異人館の中でも、唯一東洋の芳醇な香りを放つ異人館です。
西周時代(BC1050年~BC770年)に出土した日本の銅鐸の原型「百乳文鐘」や、漢時代の生産とされる副葬品の俑馬、中国で生まれ日本にも影響を与えた青磁、絢爛豪華な大壺などの工芸品、さらには現代中国画壇の第一人者・王成喜の墨彩画など中国の芸術品が館内を飾っています。
住所: | 〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目18-2 |
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TEL: | 0120-888581 |